複数のインジケーターをセットしたり、チャートの配色を変えたりとMT4は自由に設定を変えることができます。
MT4にインジケーターをセットしておけば、MT4を起動するたびに同じチャートでトレードすることができます。
しかし、一度作ったチャートと同じチャートを作る時に一からインジケーターをセットするのは大変な手間です。
MT4には「テンプレート」という機能があり、テンプレートを使うことで一度作成したチャートセットをいつでも読み込むことができます。
この方法を使えば、同じチャートセットを何枚でも複製できます。
そして、別のMT4へチャートセットを移植することも可能になります。
目次
MT4にテンプレートを作成する
インジケーターをセットし、好みでチャートの設定をします。 チャート上で右クリックをして、メニューを表示します。「定型として保存」をクリックして、任意の名称をつけて保存します。
新しく開いたチャートで、再度右クリックからメニューを開きます。
先ほど「定型として保存」で作成したテンプレートの名前をクリックします。
以上でテンプレートがチャートに反映されます。
別のMT4へテンプレートを移植する
MT4で作成したテンプレートはMT4のフォルダ内に保存されています。
MT4フォルダの中にある「templates」フォルダを開きます。
先ほど作成したテンプレートのファイルが保存されています。
このファイルを、移植したいMT4の「templates」フォルダへコピーします。
テンプレートで使用したインジケーターが移植先のMT4に入っていないと設定は反映されません。
配色やグリッドの有無など、基本設定は反映されます。
以上で移植先MT4の定型チャートに、移植したテンプレートが反映されます。