海外FX業者のメリットとしてすぐに思いつくのが
- ハイレバレッジ
- 追証なし
この2点なのではないでしょうか?
海外FX業者のハイレバレッジ
ハイレバレッジでトレードできることは確かに魅力的です。
少ない資金で大きく張れるため、一撃で大きな利益を狙うことができるからです。
しかしハイレバレッジであるがために、口座へ入金してある資金も大きなリスクに晒されているのも事実です。
例え少額といえど、高すぎるレバレッジは相場の急変動時に大きな損失になりえます。
追証なし
海外FXでは追証なしの業者が多くあります。口座残高がマイナスにならない、口座残高がマイナスになったとしても、業者へ連絡をすればマイナスを無くしてくれるといったものです。
当サイトで紹介している業者でも
- XM
- FXnet
上記2つは追証なしに条件もない業者になります。
- Myfx Markets
- IC Markets
上記2つは追証なしに条件が伴う業者になります。
追証なしの条件であれば、たとえハイレバレッジで入金した資金に高いリスクをかけても損失は限定されます。
つまり、資金を口座へ入金する金額を調整することで資金管理としての役割をもたせることができます。
海外FXのメリットで資金管理
相場にはなにが起こるかわかりません。相場の不確実性を受け入れているのであれば、リスクに晒す資金は、リスクとして受け入れられる範囲に留めておくべきです。
大きな資金をリスクに晒した状態で、
- 相場の急変動にあう
- 心理的要因に負け感情トレードに走る
こういったことに陥ると、ハイレバレッジのトレードではあっという間に資金は底をついてしまいます。
ハイレバレッジであるがために入金する資金は少額で済みます。
追証なしのために損失は限定できます。
海外FXのメリットを生かせば、それだけで資金管理の役割を果たすことができるのです。
損失として受け入れられるだけの金額を入金し、ハイレバトレードで勝負する。一見するとただのギャンブルのようですが、そもそもFXトレードは投機であり、ざっくり言うとギャンブルです。
成長を見越して投資する部類のものと違い、短期的な動きの優位性に賭け、確率に賭けるのが投機であり、FXもその類になるのです。
投機で必要なことは、資金管理であり、損失の管理です。
損失を管理することでトータルで利益を残すことを目的としています。
つまり、、、
入金資金をしっかり管理し、受け入れられる金額に留めているこという行為は資金管理になりえます。
追加口座でリスク分散
右の画像はIC Marketsの管理画面です。
海外FX業者では、管理画面から追加口座を申請できるところが多くあります。
追加口座を作るとどういったメリットがあるのでしょうか?
追加口座のメリット
- リスクに晒す資金を限定できる
- トレード手法ごとに管理を分けられる
- 口座種別を複数使い分けることができる
追加口座を利用することで、前述した追証なしなどを使った、入金額での資金管理ができます。そして、その資金管理の口座を複数もつことも可能です。
トレードのスタイルによって追加口座を利用することも有効です。
超短期トレードではハイレバレッジで資金をリスクに晒すことができますが、スイングトレードなども同時にポジションをもつと、必要証拠金が相当圧迫されてしまいます。
せっかくの短期トレードチャンスでも、スイングでもったポジションが含み損だった場合など、トレードチャンスを見送らざる負えない状態に陥ることもあります。
そういう場面でトレードスタイルごとに口座をもっていれば管理がしやすくなるでしょう。
スイングのポジションにはそれに見合った額を入金すればよいですし、
スキャルピングなどの短期トレードでは複利で資金をガンガンに増やせるように、どんどん資金に対してリスクをかけることもできます。
また、取引条件の違う口座を使うためにも追加口座が必要になります。
IC Markets
- スタンダード口座
- TrueECN口座
- cTrader口座
pepperstone
- EDGE スタンダードアカウント
- EDGE Razorアカウント
Myfx Markets
- スタンダード口座
- Myfx PRO口座
XM
- マイクロ口座
- スタンダード口座
- エグゼクティブ口座
FXnet
- プラチナ口座
- VIP口座
- スタンダード口座
FX PRIMUS
- プレミアスプレッド
- 可変スプレッド
- 固定スプレッド
海外FXみんなのハイレバがサイト内で紹介している業者もすべて口座に複数の種類があります。
それぞれにスプレッドの広さや取引LOTサイズの違い、手数料の有無などの個性があります。
また、MT4以外のプラットフォームでcTraderを使う場合にも追加口座を設定する必要があります。
※cTraderについては、
Pepperstone
IC Markets
をご覧ください。
トレードスタイルや、使いたいプラットフォームによって、各業者が用意した口座種別も適正が変わってきます。
長期トレードにあった口座種別、短期トレードにあった口座種別。
それぞれの口座にあるエッジをいかすためにも、追加口座でトレードスタイルごとにフィットさせると、より効率が上がることでしょう。
まとめ
ハイレバレッジや追証なしといった、海外FXがもつメリットは、派手な印象にとられがちです。
しかし、利益を目指したトレードだけに注目するのではなく、
損失を管理する手段
として海外FXのもつメリットを生かしてあげることが大切なのだと考えます。
海外FX業者にはそれぞれ特徴があり、得手不得手もあります。
ハイレバレッジや追証なしといった派手なメリットだけに注目するのではなく、自分のトレードスタイルに合わせて、損失を限定する手段として、しっかり業者選びをすることが大事になってくるのでしょう。