海外FXブローカーが提供している取引環境のスペックを、様々な観点から比較しています。
スプレッドと取引コストの比較
海外FXといえど、スプレッドは狭いに越したことはありません。
スプレッドはコストですので計上するのは仕方のないことなのです。
しかし、なるべく狭いスプレッドの海外FXブローカーを選択することでコストの軽減につながります。
海外FXブローカーを選択する要素はスプレッドだけではありませんが、スプレッドの比較もブローカー検討のめやすになり得るでしょう。
スプレッドは各ブローカーの公式アナウンスによる平均値、または最小から最大の値を記載しています。
ブローカーのサイト内にて平均スプレッドの記載がなく、また、最小スプレッドの記載しかない様な場合にはこちらの一覧にも記載しません。
※ブローカーの公式アナウンスとはいえ、あくまで言い値です。
リアルタイムスプレッドの確認や、デモ口座などで事前に確認することをおすすめいたします。
※スプレッドで対象となっている通貨ペアはUSD/JPYまたはEUD/USDとなり、混在しています。
こちらの一覧では、各ブローカーで一番狭いスプレッドの通貨ペアを採用としています。
手数料ありECNタイプの場合
ブローカー | スプレッド (pips) | 手数料 1LOT 1往復 | CB※ 1LOT 1往復 | コスト値 (+スプレッド) USD |
---|---|---|---|---|
TITANFX | 0.2 | $7 | 0.8USD | 6.2 |
TradeView | 0.2 | $5 | 2.0USD | 3.0 |
TradersTrust | – | $6 | 1.4USD | 4.6 |
MYFXMarkets | 0.1~1.2 | $6 | 1.6USD | 4.4 |
AXIORY | – | $6 | 1.4USD | 4.6 |
XM | 0.1 | $10 | 無 | 10.0 |
※CB=当サイトで提供しているキャッシュバックの額です。
コスト値は、ブローカーの取引手数料から当サイトのキャッシュバック金額を引いた、1往復取引毎にかかるコストの額です。
コスト値 + スプレッドが、取引にかかるコストになります。
参考:1LOT(10万通貨)の場合 0.1pips=1USD
手数料なしSTPタイプの場合
ブローカー | スプレッド (pips) | キャッシュバック 1LOT 1往復 |
---|---|---|
TITANFX | 1.2 | 0.32pips |
TradeView | 1.8 | 0.8pips |
TradersTrust | 1.5 | 0.35pips |
MYFXMarkets | 1.0~1.7 | 0.46pips |
AXIORY | – | 0.35pips |
LAND-FX | – | 0.35pips |
XM | 1.7 | 無 |
リアルタイムスプレッド
ブローカーの公式サイトにてリアルタイムのスプレッドを確認できる事もあります。
ここでは公式サイトでリアルタイムのスプレッドが確認できるブローカーを記載しています。
その他ブローカーでリアルタイムのスプレッドを確認したい場合には、デモ口座のなど開設が必要です。
※リンク先は各ブローカーでリアルタイムスプレッドが確認できるページです。
レバレッジ比較
各ブローカーの最大レバレッジが一覧になっています。
ブローカーによっては、口座の資金量によって最大レバレッジが変更されます。
詳細は、ブローカー名のリンクよりご確認ください。
TITANFX | STP ECN | 1:500 1:500 |
TradeView | STP ECN cTrader Currenex | 1:400 1:100 1:400 1:400 |
TradersTrust | STP Low ECN | 1:500 1:500 1:500 |
MYFX Markets | STP ECN | 1:400 1:400 |
Axiory | STP MT4 ECN マルチ cTrader cTraderECN | 1:400 1:400 1:400 1:400 1:400 |
LAND-FX | STP | 1:500 |
XM | STP マイクロ エグゼクティブ ECN | 1:888 1:888 1:100 1:500 |
IC Markets | STP ECN cTrader | 1:500 1:500 1:500 |
Pepperstone | STP ECN | 1:400 1:400 |
最大レバレッジによって証拠金維持率が左右されますので、レバレッジの高い方がポジションにゆとりを持つことができます。
普段取引しているLOT数に対して、レバレッジの大きい方が証拠金は少なくすみ、レバレッジの小さい方は多くの証拠金が必要となります。
追証について
当サイトに掲載されているブローカーで追証は発生しません。
ゼロカット(口座のマイナス残高をゼロにする)に対する処置方法はブローカーごとに異なりますが、口座残高がマイナスになった場合でも支払いを求められることはありません。
ゼロカットで用いられる手段は主に以下です。
- 口座残高がマイナスになった旨をメールで伝える
- マイナス残高になった口座へ一定の金額を入金する※
- マイナス残高が自動的にゼロになる
※入金はマイナス分の補てんではなく、入金することでゼロカットし、入金分はすべて口座残高となります。
入金の比較
クレジットカード入金
TITANFX | $200 | 無し | 即時 |
TradeView | $100 or $1,000 | 無し | 当日内 |
TradersTrust | $100 or $500 | 3.35%※ | 即時 |
MYFX Markets | $500 or $1,000 | 無し | 即時 |
Axiory | $200 $200未満 | 無し $15 | 即時 |
LAND-FX | $100 | 無し | 1h内 |
XM | $5 | 無し | 即時 |
IC Markets | $200 or $1,000 | 3% | 即時 |
Pepperstone | $200 | 無し | 即時 |
※取引条件を満たすことによって返還されます
詳細はこちらからご覧いただけます
最低入金額が複数の場合は、ブローカーのアカウントタイプによって最低入金額が違っています。
銀行送金
TITANFX 国内送金対応 | 5万以上 5万未満 | 無し 1,000円 | 1時間以内 |
TradeView | $100 or $1,000 | 無し | 1-2営業日 |
TradersTrust 国内送金対応 | 5万以上 5万未満 | 無し 1,000円 | – |
MYFX Markets 国内送金対応 | $500 or $1,000 | 無し | 1-3営業日 |
Axiory 国内送金対応 | 2万以上 2万未満 | 無し 1,500円 | 30分 (営業内) |
LAND-FX 国内送金対応 | 5万以上 5万未満 | 無し 1,000円 | 1-2営業日 |
XM 国内送金対応 | 1万以上 1万未満 | 無し 1,070円+0.05% | 1時間以内 |
銀行送金の場合には、振込み手数料が別途掛かります。
銀行の送金処理が完了することを待たず、資金を一時的に立て替えてくれるブローカーでは、銀行送金でも当日中に口座へ反映されるようです。
銀行送金の場合、原則としてブローカー、及び銀行の営業時間内にのみ処理されます。
銀行出金の比較
TITANFX | 20AUD 2,500円 | 2-5営業日 |
TITANFX 国内送金 | 1% 30万未満は 一律3,000円 | 1-2営業日 |
TradeView | $35 | 3-5営業日 |
TradersTrust | $25 | 3-5営業日 |
MYFX Markets | 1,500円 | 1-3営業日 |
Axiory | 無し 2万円未満1,500円 | 3-14営業日 |
LAND-FX | $45 | 1-2営業日 |
XM | 無し ($200以上) | 2-5営業日 |
TITANFXのみ国内送金と海外送金を選択することができます。
国内送金は反映時間が早くなっていますが、海外送金よりも手数料が高くなります。
銀行手数料について
海外からの送金には、受け取り側の銀行や中継銀行に手数料が掛かります。
一覧にブローカー側の手数料が無料となっている場合でも、銀行の手数料が掛かる場合がほとんどです。
TITANFX(海外)とMYFXMaketsは、上記一覧の手数料に記載されている金額で額面通りに出金することができることを確認しています。
上記ブローカーのなかでは安く銀行送金ができるブローカーです。
- TITANFX 2,500円
- MYFXMarkets 1,500円
- TradersTrust 4,000円程(ブローカー手数料含む)
- AXIORY 3,000円程
- XM 30USD程
把握できる範囲では、上記の金額が海外送金の手数料として掛かっています。
AMLにより、クレジットカードで入金した場合でも利益分は銀行送金での出金となります。
出金申請をする回数によっては馬鹿にできない金額になりますので、ブローカー選びの判断基準としては見逃せない項目となるでしょう。
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