海外ＦＸ業者でハイレバトレードをしていると、大きくお金が増えるときがあります。もちろん損切りが続いてしまえばお金が減るのも早いのですが。しかしあまりにもお金の増減が激しいと、意識がお金のことばかりに集中していしまい、気がついたら感情任せの荒いトレードになっていたというのはよくある話です。
人間の心理は投機的な行動に不向きである
人間は損を受け入れられません。一度手にしたものは失いたくありません。そういった人間のもつ心理はしかたのないものなのです。仕方のないものなのですが、トレーダーである以上、そのまま放置しておくわけにもいきません。しかも、海外ＦＸ業者を使ったハイレバトレードであれば、なおさらその心理は強く働きます。
では反対に、どうやったらハイレバトレードでも心理的要因に邪魔されることなくトレードできるのでしょうか？
それは簡単に克服できる問題ではありません。しかし、克服できない問題でもありません。とにかく、認めることです。人間には投機行動に不向きな心理が働くという事実をしっかり認識します。投機行動に不向きな人間の心理は、あなたの行動を邪魔します。冷静な判断を曇らせ、チャートを見る目は自分にとって有利な見方に偏向させてしまいます。
その、心理的要因が現れると知ること。そして、投機行動を邪魔する心理的要因が働いた場合には、自分がどんなトレードをしてしまうのか？それを自分自身で把握しておく必要があります。海外ＦＸ業者を使ったハイレバトレードでは特に、心理的要因が働き冷静な判断を曇らせ、感情トレードをしてしまった時の損失が大きいです。そうなってしまってからでは遅いのです。ハイレバトレードで大打撃を受けた資金から、また這い上がるのは、いくら海外ＦＸ業者のハイレバトレードだとしても困難を極めます。
合理的な判断を強くもち 心理的要因を抑える
自分がお金にとらわれてしまうのだと知ること。人間の心理は投機行動に不向きであると知ること。その心理的要因で自分のトレードが乱れてしまうと知ること。まずは自分を知ることからはじめます。そして、自分の心理的要因がいつ起こるのかを、ずっと監視しているのです。
心のわずかな変化も見逃さないように、自分自身の心と向き合うようにしましょう。そして、いざ心理的要因を感じることができたら、合理的な行動をとっていると自分に言い聞かせましょう。もちろん、合理的なトレードを常に心がけている必要はあります。しかし、それはいたって当たり前のことです。優位性に賭け、確率に賭ける。そしてその為の行動は、相場を読み、チャートを読むこと。
そのうえで確率が高いと判断したのであれば、それはトレードのトータルで勝つために必要な、合理的な判断、そして合理的な行動なのです。
自分が執行しているトレードは合理的であるという認識。それをまずは強く、そして常にもっていなくてはいけません。それがあってはじめて投機に不向きな心理的要因に打ち克てるのだと考えます。
合理的な判断、そして行動であると強く認識し、心理的要因に打ち克つこと。
たとえ海外ＦＸ業者でハイレバトレードをしていたとしても、お金に意識をとられる必要は、本当はないのです。もちろん、いくら自分に合理的な判断があるという自信があったとしても、人間である以上、ハイレバトレードなら特に心理的要因は大変強く働いてしまいますので、そうやすやすと割り切れるものでもないのですが。しかし、それでもトレードをし続け、トレーダーとしてやり続けるのであれば、そういった心理的要因とも真正面から向き合っていかないといけません。
しかし、自分の心理的要因としっかり向き合い、合理的判断、行動を常に心がけてトレード経験を積めば、必ず慣れてきます。そしてそのトレードと向きあう姿勢は必ずあなたを強いトレーダーとして成長させてくれます。心理的要因も徐々に影を潜めるでしょう。慣れるとはそういうものです。
そしてそうやって自分の心理に打ち克ち、乗りこなしてきた経験は必ず自信になります。しっかり自分と相場に向き合ってきたのなら必ず結果も伴うのです。
その自信がまた、心理的要因に打ち克つ材料になるのです。
まずは人間のもつ心理的要因を認め、受け入れること。
そしてその心理的要因を合理的な判断、思考で抑えること。
合理的な判断や行動のために、相場を読み、チャートを読む力を鍛えあげること。
それら歯車が噛み合ってきたら、それはトレーダーとして成熟してきた証なのだと思うのです。海外ＦＸ業者を使ってハイレバトレードをしようとするのであれば、なおさら大事になってくるのだと思います。