ハイレバレッジの適正な資金管理に使える、必要証拠金とPIPSの計算機

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計算に必要な取引条件を入力すれば、資金管理に役立つ計算ができます。

  • 口座残高に対して、強制ロスカットまで何PIPSあるか?
  • 証拠金維持率は何%なのか?
  • 口座残高に対して何LOTのポジションを持てるのか?

ハイレバトレードで必要な計算に色々と応用できるようになっています。

目次

目次

必要証拠金とPIPSの計算機 | 口座残高からリスク許容度を計る

※通貨コンバーターが使用できなくなっています。
レートを参照する際にはチャートなどをご利用ください。



業者のレバレッジと強制ロスカットレベル

レバレッジマージンコール強制ロスカット
LAND-FX500:150%30%
ICMarkets500:1120%80%
MYFXMarkets400:190%20%
FXnet500:150%20%
FxPro500:140%10%
XM888:150%20%
FXPRIMUS500:150%30%

計算機の使い方

入力項目

  1. 円換算レート|取引通貨ペアの円換算を入力します。
    • 通貨コンバーターを使い円換算レートを計算
    • ドル円クロス円の場合はそのまま日本円に換算
    • ドル円クロス円以外の場合は通貨ペアの左側を日本円換算
    • 例:EUR/USDの場合、ユーロ円のレートを入力
  2. 口座残高|口座にある証拠金を入力します。
  3. レバレッジ|取引している業者の最大レバレッジを入力します。
  4. 取引LOT|取引するLOTを入力します。(LOT単位:1LOT 100,000通貨)
  5. 含み損PIPS|含み損のPIPSを入力すると、証拠金維持率を知る事ができます。

出力項目

  • 含み損金額|含み損PIPSを入力することで金額が表示されます。
  • 必要証拠金|口座残高に対しての必要証拠金が表示されます。
  • 証拠金維持率|含み損に対しての証拠金維持率が表示されます。
  • ロスカットPIPS|LOT・レバレッジ・口座残高に対してロスカットまでのPIPSが表示されます。

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ストップ幅を決め打ちで、取引LOTを何ロット持てるか計算する

取引LOTを空白にしておき、それ以外を入力します。
取引LOTを調整することで、含み損PIPSに対して何LOTまでのポジションを持てるのか知る事ができます。

例1
ユーロドルで取引し、口座残高10万円、レバレッジ500:1、
ストップ幅50PIPSで、何LOTのポジションを持てるか知りたい場合。

  1. 通貨コンバーターを使い円換算レートを計算
  2. ユーロドルの円換算 ユーロ円レートを使用 139.37円
  3. 口座残高に100000を入力
  4. レバレッジに500を入力
  5. 含み損PIPSに50を入力

各業者の強制ロスカットレベルのパーセンテージを割らない証拠金維持率の取引LOTが、ストップ幅50PIPSに対して持てる最大ポジションになります。

例1の場合はストップ幅50PIPSに対して、1.7LOTで証拠金維持率が31.66%となります。

その場合、強制ロスカットの証拠金維持率が80%のICMarkets以外であれば1.7LOTのポジションでは50PIPSまでストップ幅を取れるということになります。

例2
ポンドドルで取引し、口座残高20万円、レバレッジ888:1、ストップ幅20PIPSで、何LOTのポジションを持てるか知りたい場合。

  1. 通貨コンバーターを使い円換算レートを計算
  2. ポンドドルの円換算 ポンド円レートを使用 175.49円
  3. 口座残高に200000を入力
  4. レバレッジに888を入力
  5. 含み損PIPSに20を入力

証拠金維持率が業者の強制ロスカットを割らない枚数を探します。

例2の場合はストップ幅20PIPSだと、8.3LOTで証拠金維持率が20.73%になります。

この場合、ICMarketsとFXPRIMUS以外の業者で対応することができます。

7.6LOTだと証拠金維持率が31.96%なので、FXPRIMUSでもストップ幅20PIPSまで取れることになります。

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ポジションサイズや証拠金に対してストップ幅は何PIPSとれるのかを計算する

含み損PIPSを空白にしておき、それ以外を入力します。
含み損PIPSを調整し、各業者の強制ロスカットに合わせることで、取引ロットのサイズで何PIPSまでストップ幅が持てるのかを知る事ができます。

例1
ドル円で口座残高5万円、レバレッジ500:1で0.5LOTのポジションを持つときの、最大ストップ幅は?

  • 通貨コンバーターを使い円換算レートを計算
  • ドル円レート108.42を入力
  • 口座残高50000を入力
  • レバレッジ500を入力
  • 取引LOT0.5を入力

含み損PIPSを調節して各業者の強制ロスカットにかからない数字を探します。

例1の場合、含み損PIPSが95で証拠金維持率が23.06%になります。

証拠金維持率80%のICMarketsと30%のFXPRIMUS以外では口座残高50.000円で0.5LOTのポジションを持つ時に、95PIPSまでストップ幅を持てることがわかります。

例2
豪円で口座残高15万円、レバレッジ500:1で2LOTのポジションを持つときの、最大ストップ幅は?

  • 通貨コンバーターを使い円換算レートを計算
  • 豪円レート97.22を入力
  • 口座残高150000を入力
  • レバレッジ500を入力
  • 取引LOT2を入力

含み損PIPSを調節して各業者の強制ロスカットにかからない数字を探します。

例2の場合、含み損PIPSが71で証拠金維持率が20.57%になります。

証拠金維持率80%のICMarketsと30%のFXPRIMUS以外では口座残高150.000円で2LOTのポジションを持つ時に、71PIPSまでストップ幅を持てることがわかります。

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追証なし口座でのストップ決め打ち

追証なしの業者であれば、ハイレバレッジを生かして口座残高のギリギリまで使ったポジションを持つことができます。

口座へ入金する額がリスク許容範囲である、という資金管理です。

FxProのように強制ロスカットの水準が10%ほどで、追証なしの条件であれば適用しやすいかと思います。

XMのように最大レバレッジが888倍という条件も、口座残高を最大限生かすのに適した条件です。

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複数ポジションのための余剰証拠金を計算する

この計算では複数ポジションを持ちたいときに、余剰証拠金を調べることにも使えます。

現在もっているポジションサイズに対してどれだけの余剰証拠金があるのか?

保有ポジションに含み益がある場合、含み損PIPSをマイナス入力にすることで証拠金維持率を計算することができます。

例:豪円で口座残高15万円、レバレッジ500:1、保有LOT2ロット、含み益50PIPSの場合の証拠金維持率は?

  • 通貨コンバーターを使い円換算レートを計算
  • 豪円レート97.22を入力
  • 口座残高150000を入力
  • レバレッジ500を入力
  • 取引LOT2を入力
  • 含み損PIPSに -50を入力

例の場合、証拠金維持率は642.87であることがわかります。


この計算機を使えば、日々のトレードで直面する 面倒くさい計算を少しだけ楽にすることができます。

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