MT4でそのまま契約することができるVPSについて、ブローカー毎の約定速度に違いがあります。
ブローカーのサーバーがWebzilla社のデータセンターと近いほど低レイテンシが望めます。
ブローカー毎にざっくり調査しましたので、参考にしていただけたら幸いです。
MT4でメタクオーツ社のVPSを適用させる方法はこちらからご覧いただけます。
サーバーのレイテンシを調べる方法
まずはVPSと関係なく、サーバーのレイテンシを調べる方法です。
自宅PCとFXブローカーのサーバーとの応答に発生する遅延速度を調べるという意味になります。
MT4を起動し、サーバーに接続された状態で画面右下の接続状況をクリックします。
クリックすると接続されているサーバーの遅延速度を見ることができます。
画像の場合、179msの遅延が発生しています。
ms=0.0001秒 1秒=1000ms
契約済みVPSのレイテンシを調べる方法
ctrl+Nでナビゲーター画面を開きます。
「Details」を選択すると、接続しているVPSのサーバー状況を知ることができます。
画像では29.95msの遅延で接続されている事がわかります。
契約前にVPSのレイテンシを調べる方法
ctrl+Nでナビゲーター画面を開きます。
VPSの契約画面へ進み、サーバー選択の画面で各サーバーのレイテンシを調べることができます。
MT4でVPSを契約する方法はこちらからご覧いただけます。
ブローカー毎のVPS遅延速度
- LAND-FX 29.95ms USAサーバー
- MYFXMarkets 44.89ms USAサーバー
- ICMarkets 44.53ms USAサーバー
- FXnet 1.61ms United Kingdomサーバー
- FxPro 1.81ms Netherlandsサーバー
- XM 2.23ms United Kingdomサーバー
- FXPRIMUS 71.30ms United Kingdomサーバー
FxProやFXnet、XMでは1~2ms台の低レイテンシ環境でメタクオーツ社の安いVPSを使用できることがわかり、高額なVPSや条件付きのVPSは不要ということがわかります。
ブローカー毎のサーバー遅延速度
こちらはVPS接続ではなく、通常のMT4接続での速度です。
ご利用の環境によって変動する値ですので、参考までにご利用ください。
LAND-FX 179ms
MYFXMarkets 168ms
ICMarkets 158ms
FXnet 271ms
FxPro 258ms
XM 271ms
FXPRIMUS 292ms
FxProでEAやシグナルを利用する場合、VPSを利用しない場合では0.258秒の約定遅延が発生します。
そして、VPSを利用することで約0.002秒の遅延にまでレイテンシを抑えることができます。
メタクオーツ社のVPSなら月$10から利用できるので、
EAやシグナルを使ったトレードであれば活用するべきサービスでしょう。